1.結論|ブラックリストでも、状態次第でカーリースの審査に通る可能性はあります
まず結論です。ブラックリスト(信用情報に事故情報が登録された状態)でも、カーリースの審査に通る可能性はあります。カーリースは車を担保にできることや、残価を差し引いて審査対象額が下がることから、カーローンよりも審査に通りやすいとされているためです。
ただし、通りやすさは状態によって変わります。目安は次のとおりです。
| 状態 | カーリース審査の見通し |
|---|---|
| 事故情報がすでに解除されている | 通常どおり審査を受けられる |
| 完済済みだが記録は残っている | 対策次第で通る可能性がある |
| 延滞・債務整理の記録が残っている | ハードルは高いが、対策で可能性を高められる |
| 現在も多額の借入・返済中 | まず信用情報の回復を優先したい |
なお、「審査なし」をうたうカーリースもありますが、完全に審査が不要なカーリースは存在しません。この点は後ほど解説します。
2.そもそもブラックリストとは?
「ブラックリスト」という名簿が実在するわけではありません。正式には、信用情報機関に「異動情報」と呼ばれる事故情報が登録された状態を、俗に「ブラックリストに載る」と表現します。
2-1.「審査なし」のカーリースは存在しない
まず押さえておきたいのは、完全に審査がないカーリースは存在しないという点です。「審査なし」「誰でもOK」といった広告を見かけることがありますが、カーリースは契約期間中の支払い能力を確認する必要があるため、何らかの形で審査が行われます。審査がないように見えても、自社で独自に与信を確認しているケースがほとんどです。
2-2.ブラックリストになる主な事故情報の種類
信用情報に登録される主な事故情報には、次のようなものがあります。
- クレジットカードやローンの長期延滞(一般的に61日または3か月以上)
- 自己破産・個人再生・任意整理などの債務整理
- 代位弁済(保証会社による肩代わり)
- 強制解約
これらが登録されている間は、各種ローンやクレジットの審査が通りにくくなり、カーリースの審査にも影響します。
3.ブラックの状態別|カーリース審査に通る見通し
ブラックリストといっても状態はさまざまで、通過の見通しも異なります。まずは自分の状態を把握することが大切です。
3-1.事故情報が登録される期間の目安
事故情報は一定期間が過ぎると解除されます。期間の目安は次のとおりですが、事故の種類や信用情報機関によって異なり、制度変更もあるため、正確な期間は各信用情報機関(CIC・JICC・KSC)の最新情報をご確認ください。
| 事故情報の種類 | 登録期間の目安 |
|---|---|
| 長期の延滞・滞納 | 約5年 |
| 自己破産・個人再生 | 約5〜10年 |
| 任意整理 | 約5年 |
自分の事故情報がいつ登録され、いつ解除されるのかは、信用情報を開示請求すれば確認できます。具体的な開示の手順は「カーリースの審査に落ちた理由と対処法」で解説しています。
>>カーリースの審査に落ちた理由と対処法|信用情報の確認から再申込までの手順を解説
3-2.自己破産・任意整理の場合
自己破産や任意整理などの債務整理をした場合、記録が残っている間は審査のハードルが高くなります。ただし、記録が解除されていれば通常どおり審査を受けられますし、解除前でも連帯保証人を立てるなどの対策で可能性を高められます。
3-3.延滞・滞納の場合
過去の延滞でも、すでに解消・完済していて記録の解除が近い場合は、月額の安いプランを選ぶなどの工夫で通る可能性があります。一方、現在も延滞が続いている場合は、まず解消することが先決です。
3-4.すでに完済・期間経過している場合
事故情報がすでに解除されている、あるいは完済して解除が間近な場合は、ブラックリストを過度に気にする必要はありません。なお、年金・健康保険料・公共料金・税金の滞納は信用情報には登録されないため、これらはカーリースの審査に直接は影響しません。
4.ブラックでも審査に通る可能性を高める対策
状態を把握したら、通過の可能性を高める対策を講じましょう。
4-1.月額の安いプラン・車種を選ぶ
審査は年収に対して無理のない支払いかを見るため、月額料金が安いほど通りやすくなります。軽自動車やコンパクトカー、ベースグレードを選ぶ、オプションを減らすといった工夫でリース料金を抑えましょう。
4-2.連帯保証人を立てる
本人の信用情報に不安がある場合は、安定した収入のある家族などに連帯保証人になってもらうと、審査に通る可能性が高まります。ブラックの状態での有効な対策の一つです。
4-3.頭金を用意する
頭金を入れると審査対象額が下がります。頭金が必須でないカーリースでも、用意できる場合は申込時に伝えることで、審査にプラスに働くことがあります。
4-4.申込ブラックを避ける
短期間に何社も申し込むと、「申込ブラック」と呼ばれる状態になり、かえって審査に通りにくくなります。申込情報も一定期間(一般的に約6か月)信用情報に残るため、やみくもに申し込まず、対策を整えてから1社ずつ申し込みましょう。
5.自社審査・独自審査のカーリースという選択肢
ブラックの状態では、審査のしくみそのものに着目して申込先を選ぶことも有効です。
5-1.「他社審査」と「自社審査」の違い
カーリースの審査には、信販会社が審査する「他社審査」と、リース会社自身が審査する「自社審査(独自審査)」があります。自社審査は信販会社を通さず独自の基準で判断するため、信用情報の影響を受けにくい場合があります。
5-2.ニコノリは複数信販提携+独自プランで通過のチャンスが多い
ニコノリは複数の信販会社と提携しているため、1社で基準を満たさなくても、別の会社で通る可能性があります。さらに、審査に不安がある方向けに、車両へのGPS端末の設置などを条件とした独自のプランも用意されています。ブラックリストが不安な方も、まずは可能性を確認する選択肢として検討できます。
公式サイトからは、最短即日で結果がわかるニコノリの仮審査をネットで受けられます。
6.審査に落ちてしまった場合の次の一手
対策をしても審査に落ちてしまった場合は、原因を特定して再申込に向けて準備を整えましょう。落ちた後の具体的な手順は、「カーリースの審査に落ちた理由と対処法」で詳しく解説しています。
>>カーリースの審査に落ちた理由と対処法|信用情報の確認から再申込までの手順を解説
7.よくある質問(FAQ)
- Q:ブラックリストに載っていてもカーリースの審査に通りますか?
- A:状態によっては通る可能性があります。カーリースはカーローンより審査に通りやすいとされ、月額の安いプランを選ぶ、連帯保証人を立てる、頭金を用意するといった対策で可能性を高められます。ただし誰でも必ず通るわけではなく、事故情報の種類や経過期間によって見通しは変わります。
- Q:審査なしのカーリースはありますか?
- A:完全に審査がないカーリースは存在しません。「審査なし」とうたうサービスでも、自社で独自に与信を確認しているのが一般的です。審査が不安な場合は、月額の安いプランや、複数の信販会社と提携するカーリースを選ぶとよいでしょう。
- Q:自己破産した場合でもカーリースは利用できますか?
- A:自己破産の記録が信用情報に残っている間は審査のハードルが高くなりますが、記録が解除されていれば通常どおり審査を受けられます。解除前でも、連帯保証人を立てるなどの対策で通る可能性があります。まずは信用情報を開示し、自分の状態を確認しましょう。
- Q:自分がブラックリストに載っているか確認する方法はありますか?
- A:信用情報機関(CIC・JICC・KSC)に本人開示請求をすることで確認できます。ネットや郵送で請求でき、手数料は数百〜千円程度です。事故情報の有無や登録期間を確認したうえで対策を立てましょう。
- Q:年金や公共料金の滞納はブラックリストに影響しますか?
- A:年金・健康保険料・電気・ガス・水道などの公共料金、税金の滞納は、原則として信用情報には登録されません。そのため、これらの滞納がカーリースの審査に直接影響することは基本的にありません。
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