【EV体験記05】
中古でEVを購入しても
「保証継承」でバッテリーの保証が受けられる！

中古車を購入した際に必ず行いたいのが「保証継承」です。
保証継承とは、新車についているメーカー保証の内容を引き継ぐ手続きのことです。

通常、国産車のメーカー保証期間は「5年間」となっています。
ただしEVの場合、メーカー保証に「バッテリー保証」が含まれていて、その期間は5年よりも長いのです。
日産リーフの場合、リチウムイオンバッテリー容量保証が「8年16万km」となっています。

ざっと調べたところ、多くのメーカーのバッテリー保証期間は「8年」となっているようですね。
僕の購入したリーフNismoは4年落ち。保証継承をすることで、まだまだ保証が受けられるのです。
これは保証継承をしない手はありません。

ということで、納車した翌日に近所の日産ディーラーさんへ行ってきました。

保証継承には、お金がかかります！
僕は無料で受けられるものだと思っていました…ご注意ください。
正確に言うと、保証継承を受けるためには「12ヶ月点検」を実施する必要があり、その費用が必要ということでした。

・12ヶ月点検とは

国が定めている1年ごとの安全点検です。車検と違って受けなくても罰則はありません。
「27項目」の点検箇所が定められています。

僕が行った日産ディーラーさんの場合、12ヶ月点検の費用は「22,000円（税込）」でした。
相場からすると、ちょっと高めですね…
しかし！「【日産のメンテプロパック】に加入すると安くなります」とのこと。

・日産メンテプロパック

6ヶ月点検・12ヶ月点検・車検の費用をまとめて払うことで安くなる、といういわゆる点検パックですね。
さらに、EVのバッテリー診断もついているとのこと。

僕の場合、今回行う12ヶ月点検と、半年後の6ヶ月点検の費用が込みで
「16,320円（税込）」になるとのことで、これなら安い！と加入することにしました。

メンテプロパックに加入後、すぐに12ヶ月点検を実施して頂き（点検の待ち時間は1時間くらいでした）、無事に保証継承を受けることができました！
あわせて実施したバッテリー診断の結果はこちら。

バッテリー劣化診断のテスト結果「良好」とのことで、とりあえず一安心。

このレポートにある「健全性（SOH）」がバッテリーの劣化を示す指標のようですね。

今後も半年ごとの定期点検で実施していくと思いますので、変化があればまたこの体験記で書きたいと思います。

待ち時間の間に、日産ディーラー営業マンの方がEVについていろいろと説明をしてくれました。
このお店で車を買ったわけではないのに、本当にありがたいです。おかげで日産が好きになりました！

そして、以下2つのサービスへの加入手続きを行いました。

・日産コネクト

年会費がかかりますが、リーフの様々な機能を引き出すことができます。

• ・スマホアプリを使ったリモートコントロール（充電開始、エアコンon/offなど）
• ・ナビの地図のアップデート
• ・充電スポット検索

などなど。

実際に使ってみてとても便利な機能もありましたので、また改めて紹介したいと思います。

・日産ゼロ・エミッションサポートプログラム3 (ZESP3)

各地に設置されている「EV充電スポット」を利用するための会員サービスです。
こちらも充電回数に応じて料金がかかります。
僕は自宅に充電コンセントを設置したので不要かと思ったのですが、出先で充電したいこともあるだろうし、充電スポットの実態も知りたかったので申し込みました。
充電スポット利用についても、改めて紹介したいと思います。

以上で、中古EV購入後の手続きはすべて完了です！
次回はいよいよ、一番気になる「EVは実際どのくらい走るのか？（航続距離）」について紹介したいと思います。 （次回へ続く）

国産全メーカー・全車種の新車が諸費用コミコミのリースで乗れるニコノリでは、国産EVも全メーカー取り扱っています！
まずは、EVの主なメリットとデメリットを押さえてください。

EVのメリット

• ●ガソリン代がかからない（家計と環境に優しい！）
• ●車内が静かで振動も少ない（乗り心地が抜群！）
• ●低重心のため走りが安定している（キビキビ走る！）

EVのデメリット

• ●ガソリン車と比べて航続距離が短い
• ●充電に時間がかかる
• ●自宅で充電する場合は、給電設備の設置が必要

とはいえ、まだまだ分からないことだらけだと思います。
ニコノリでは、お客様がEVへ乗る不安を解消できるよう、私たちスタッフ自らがEVを体験して知見を深めています。
EVをご検討の方も、ぜひ私たちのニコノリをご利用頂ければ幸いです。