徹底比較
[掲載日:2025年11月27日]
シエンタとフリードを徹底比較!あなたに合うのはどっち?
トヨタの「シエンタ」とホンダの「フリード」は、どちらも「ちょうどいいサイズ」のコンパクトミニバンとして、常に比較されるライバル関係にあります。
しかし、いざ購入を検討し始めると、「シエンタとフリード、結局どっちがいいの?」と、決め手に欠けて悩んでしまう方も多いのではないでしょうか。
この記事では、シエンタはどんな人に向いているのか、フリードはどんな点が優れているのかを徹底比較!ぜひ最後まで読んで、あなたの暮らしがもっと便利になる素敵な一台を選んでくださいね!
この記事の執筆者
山岸 ゆい
トヨタ シエンタとホンダ フリード。見た目もサイズも似ているこの2台ですが、一番気になるのは「どのくらいお金がかかるのか」ですよね。
車を買う時にどれくらい差があるのか、そして毎月のガソリン代でどれだけ差が出るのかを、まずは「価格」と「燃費」の2つのポイントに絞って詳しく比較していきます!
1-1.価格
車の価格表を見ても、「結局いくら必要なの?」と頭を抱えてしまう方も多いのではないでしょうか。シエンタとフリードは、どちらも魅力的な価格設定に見えますが、装備やオプションによって総額は大きく変わります。
新車価格は、全体的にシエンタの方がややリーズナブルな設定です。
※2025年11月時点の情報です
| 車種 |
ガソリン車 |
ハイブリッド車 |
| シエンタ |
207万円 |
243万円 |
| フリード |
262万円 |
321万円 |
シエンタは最も安いグレードが207万円からの価格設定となっており、購入時の初期費用を抑えたい方には魅力的です。一方、フリードはシエンタよりも少し高めの価格設定ですが、その分、標準装備が充実している傾向にあります。
また、どちらの車種もガソリン車とハイブリッド車、2WDと4WD、そして乗車人数(シエンタは5人/7人、フリードは5人/6人/7人)によって多彩なグレードが用意されています。
1-2.燃費
燃費性能では、シエンタがフリードを大きくリードしています。特にハイブリッドモデルの燃費差は顕著です。
| 車種 |
燃料 |
燃費
(WLTCモード
:km/L) |
| シエンタ |
ハイブリッド |
27.6~28.4 |
| ガソリン |
18.3~18.4 |
| フリード |
ハイブリッド |
21.1~25.6 |
| ガソリン |
14.4~16.5 |
トヨタのハイブリッドシステムは燃費効率に優れていることに加え、シエンタの方が車重が軽いことも、燃費の良さに繋がっています。シエンタのハイブリッド車は、クラストップレベルの低燃費を実現しており、毎日の通勤や送迎で車を使う方にとって、ガソリン代の節約になります。
一方、フリードもコンパクトミニバンとしては十分な燃費性能を持っていますが、シエンタと比較すると見劣りしてしまいます。ただし、実燃費は運転スタイルや道路状況によって大きく変わるため、カタログスペックはあくまで参考値として捉えましょう。
どちらも「コンパクトミニバン」という同じカテゴリーですが、外装のデザインコンセプトには明確な違いがあります。
シエンタは、親しみやすさ・可愛らしさ・愛着を重視しており、特徴的な「シカクマル」デザインと、樹脂パーツのアクセントでカジュアルな道具感を求める方におすすめです。
フリード AIRは、シンプル・モダン・上質を追求しており、デザインの洗練さやクリーンさを求める方におすすめです。
どちらも取り回しの良さが魅力となっており、サイズの比較は以下の通りです。
| 車種 |
全長 |
全幅 |
全高 |
| シエンタ |
4,260mm |
1,695mm |
2,750mm |
| フリード(Air) |
4,310mm |
1,700mm |
1,755mm |
外装デザインは、両車の個性が最も際立つ部分です!シエンタの「親しみやすさ」とフリードの「モダンさ」が、ディテールでどのように表現されているのか、じっくり比較していきます。
2-1.【シエンタ】遊びゴコロを連れ出すデザイン
シエンタのデザインのキーワードは、「シカクマル(四角くて丸い)」です。
ボディの角やルーフの角を丸くすることで、優しげで柔らかい印象を与えつつ、室内空間をしっかり確保しています!
日常に溶け込むようなオフ・ニュートラルカラーを中心とした、モノトーン(8色)と2トーンカラー(2色)の合計10色が用意されています。
※グレードによって選択できる色に違いがあります。
フロントの樹脂部分にsientaとさりげなくスタンプが押されていて、かなりポテッとしたお顔がシエンタの特徴となっています。
ヘッドライトは、ロービームとハイビームを1灯の光源で切り替え可能なバイビームのLED仕様。ハイブリッドZのグレードの場合、フロントグリルの淵の部分がシルバーになっているのがポイントです!
そしてsientaのスタンプは、サイドの樹脂部分にもあります。
樹脂製のプロテクターは、デザインのアクセントであると同時に、擦り傷などを気にせず気兼ねなく使えるタフさを表現しています。
丸みを帯びたデザインと機能的なプロテクターの組み合わせで、親しみやすさと使い勝手の良さが表現されているのが新型シエンタの外装の大きな魅力です!
2-2.【フリード】視線が伸びる走り出したくなるデザイン
フリードは、初代からのコンセプトである「パッケージの良さやサイズ感」を継承しつつ、デザイン面で大きく個性を強調しています。
全体的な丸みを抑え、シンプルでモダンな塊感をプッシュしたことで、クリーンで洗練された印象を与えてくれますね。フロント周りは、飽きのこない親しみやすい表情で、ピアノブラック調のシックな色味が上質感を演出。フルLEDヘッドライトに加え、切削クリアとベルリナブラック塗装のメリハリの効いたホイールが、足元を引き締め、力強い個性を際立たせています!
シンプルさが中心のカラー展開で、全6色ですがニュアンスカラーが特徴的となっています。
家族を乗せる車だからこそ、安全性能は最も重要な比較ポイントですよね。シエンタは「トヨタセーフティセンス」、フリードは「ホンダセンシング」という先進安全運転支援システムをそれぞれ搭載しています。
5-1.【シエンタ】見えない危険を先読み、運転を優しくサポート
シエンタには最新世代の「トヨタセーフティセンス」が搭載されており、毎日の運転をしっかりサポートしてくれます。このシステムはプリクラッシュセーフティによって、車はもちろん、歩行者や自転車、バイクまで検知し、衝突の危険があれば警告を発したり、自動でブレーキをかけたりして「ぶつからない」をサポートします!
レーダークルーズコントロールは、高速道路などで、設定したスピード内で、前の車とちょうど良い距離を自動で保ちます。前の車がスピードを落とせばこちらも減速し、停止した後の再発進もサポートしてくれるので、長時間の運転や渋滞でのアクセル・ブレーキ操作の疲れを大きく減らしてくれます。
さらに、プロアクティブドライビングアシストという機能が、歩行者の飛び出しなどのリスクを先読み!危険に近づきすぎないように運転操作を支援することで、より安心感を高めます。高速道路などでは、車が自動でハンドル操作を少し手伝ってくれるので、車線の真ん中を走るのが楽になります。
5-2.【フリード】安心感を添えてドライブをもっと楽しく
フリードには、安全運転をアシストしてくれる「ホンダセンシング」が搭載されています。この機能は、万が一の時に衝突軽減ブレーキ(CMBS)が働いて、前の車や人との衝突を自動で避ける手助けをしてくれます。もし、うっかり車線からはみ出しそうになったり、道路の外に出てしまいそうになったりした場合も、ハンドル操作をアシストして、車線内に戻れるようにサポートしてくれます。
また、高速道路などではアダプティブ・クルーズ・コントロール(ACC)が、前の車との距離を保ちながら自動でスピードを調整して走ってくれるので、長時間の運転や追従走行の疲れを軽くしてくれます!
※グレードによっては、渋滞で停止・発進を繰り返す際もサポートしてくれる機能がついています。
シエンタもフリードも、どちらも高い安全性能を誇りますが、機能の先進性では新しいモデルであるシエンタに分があります。
特に大きな違いは駐車支援機能です!
シエンタには、スイッチ操作だけで駐車操作をアシストしてくれる「アドバンストパーク」がオプションで設定されています。駐車が苦手な方にとっては、大きな心の支えになってくれます。
また、シエンタのレーダークルーズコントロールは全車速追従機能が標準ですが、フリードはグレードによって機能が異なる点も注意が必要です。
カタログの比較も大切ですが、実際に使っている人の声を聞くのが一番です!
シエンタとフリードのオーナーが「なぜその車を選んだのか」、そして「どんな点が後悔だったのか」というリアルな体験談をチェックし、後悔のない車選びに役立てましょう。
6-1.燃費重視!街乗りが多いならシエンタ!
シエンタは、「ハイブリッドの圧倒的な燃費」と「小回りの利きやすさ」という経済性と運転のしやすさにおいて、非常に高く評価されています。また、床が低いため子どもが乗り降りしやすい点や、可愛らしい内装デザインと豊富な収納など、日常の使い勝手の良さが購入の決め手となっています。
一方で課題点として、3列目シートが大人には厳しいほど狭いこと、高速道路の坂道などでパワー不足を感じること、そして3列目シートの格納作業が面倒で、頻繁なアレンジには不向きな点が挙げられています。
- 燃費を重視する方
- 初期費用を抑えたい方
- 街中での運転が多い方
- 小回りの良さを重視する方
- 乗り降りを楽にしたい方
- 3列目シートの使用頻度が低い方
- 可愛らしく、カジュアルな雰囲気が好きな方
以上を車に求めている人には、フリードよりシエンタの方がおすすめです。
6-2ドライビング!大人数での長距離移動ならフリード!
フリードは、「座席としての3列目がしっかり使える」点や、「キャプテンシートの快適さ」など、居住空間の質が評価されています。また、「高速道路でもパワーがあって安定している」という、走行性能の高さも強みです。
しかしフリードの課題として挙げられているのは、まず燃費性能です。特にハイブリッド車において、ライバル車と比較して「思ったより燃費が伸びない」と感じる声が多く聞かれます。また、安全装備の面で「ライバルと比べて少し古い」と感じる点、そして3列目シートが跳ね上げ式のため、格納時に荷室の側面にシートが張り出してしまい、荷室の横幅が狭くなってしまう点が、使い勝手上の不満点として指摘されています。
- 居住性と乗り心地を重視する方
- 3列目を座席としてしっかり使いたい方
- 長距離ドライブ(高速道路の利用)が多い方
- 運転の質感を重視し、キビキビとした走りを求める方
- デザインの上質感を求める方
- 高さのある荷物(植木鉢、背の高いキャリーケースなど)を積むことが多い方
以上が、フリードに向いている人になります。
「燃費性能」や「初期費用」ではシエンタに劣りますが、「走りの良さ」と「室内空間の快適性・上質さ」がフリードの大きな強みとなっています。
あなたのカーライフに合った一台は?
トヨタ シエンタとホンダ フリードは、どちらもコンパクトミニバンとして高い実用性を誇りますが、そのコンセプトと強みは明確に分かれています。
POINT
シエンタのおすすめポイントは
「経済性と実用性」
フリードのおすすめポイントは
「居住空間の快適性と走行性能」
シエンタは、「圧倒的なハイブリッド燃費」と「低価格なスタート設定」により、初期費用とランニングコストを抑えたい方に最適です。また、小回りの利きやすさや、床の低さによる乗降性の良さなど、街中での実用性と親しみやすいデザインも魅力です。ただし、3列目は緊急用と割り切る必要があります。
一方フリードは、シエンタよりも価格は高いものの、「ゆったり座れる2・3列目シート」による高い居住空間の快適性と、「高速道路でも安定感のある走行性能」が強みです。シンプルで上質な内装デザインも魅力で、走りの質や広い居住空間を求める方におすすめです。
どちらの車も、現代のファミリーのニーズに応える素晴らしい一台であることは間違いありません。この記事で得た情報を元に、ぜひ一度、ご家族でディーラーに足を運び、実際に見て、触れて、試乗してみてください。
ご自身のライフスタイルに最も合う一台を見つけてください!
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