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トヨタ プリウスの維持費はどのくらい?項目別に費用の目安を紹介
維持費の目安
[掲載日:2025年11月19日]

トヨタ プリウスの維持費はどのくらい?項目別に費用の目安を紹介

トヨタ プリウスを所有する場合、車検費用や自動車税、ガソリン代、任意保険、メンテナンス費用など、さまざまな費用が発生します。この記事では費用項目別に、トヨタ プリウスの維持費の目安を紹介します。また、維持費の管理が面倒といった方におすすめのサービスも取り上げているため、ぜひ参考にしてください。


この記事の執筆者
柴田 和也

     ▼もくじ

  1. トヨタ プリウスとは
  2. 項目別トヨタ プリウスの維持費
    2-1.車検費用
    2-1-1.法定費用
    2-1-2.車検基本料
    2-2.自動車税
    2-3.ガソリン代
    2-4.任意保険
    2-5.メンテナンス費用
  3. 維持費の管理が面倒ならカーリースがおすすめ
  4. まとめ

1.トヨタ プリウスとは

プリウスは、1997年に世界初の量産ハイブリッド乗用車として誕生した車です。プリウスの代名詞ともいえる高い燃費性能に加え、先駆的な技術により世界中の多くの人から支持を集めている車です。実際に低燃費と聞いてプリウスをイメージする人は多いのではないでしょうか。
プリウスは、ハイブリッドシステムによってリッターあたりの走行距離が抑えられています。また、デザイン面にもこだわっており、滑らかなフロントは風の影響が少なく、風の流れをスムーズに吸収しながら走行してくれる点が特徴です。また、視認性や操作性抜群のコックピットや圧迫感のない車内空間など、運転しやすい車だといえるでしょう。さらに、電動モーターにより静音性能が高く、静かで快適なドライブが実現します。


2.項目別トヨタ プリウスの維持費

ここでは、プリウスの維持費を項目別に解説します。プリウスの所有にあたっては、さまざまな費用が発生します。
ここでは以下の費用項目の目安を取り上げています。


2-1.車検費用

車検は、新車購入時は3年後に、それ以降は2年に1回行うことが定められている点検のことです。車検費用は大きく分けて法定費用と車検基本料金から構成されています。ここではそれぞれの概要について解説します。

2-1-1.法定費用

法定費用とは、国によって決められている費用のことで、車検時に支払う必要があります。法定費用は、自賠責保険料、自動車重量税、印紙代の3つから構成されています。

自賠責保険料とは、自動車の所有者に対して加入が義務付けられている保険のことです。法定費用の1つである自賠責保険は「強制保険」とも呼ばれており、車を所有している方は必ず加入しなければいけません。
自賠責保険料は自動車の区分や加入期間によって定められており、加入期間が長いほど安くなる点が特徴です。どこで加入したかは保険料に影響しません。プリウスの場合、自賠責保険の保険料は2年間で17,650円です。1年あたり8,825円となります。

自動車重量税は、その名の通り自動車の重さに応じて課される税金のことです。新車登録時に3年分の税金をまとめて支払うほか、2年ごとの車検時にも2年分をまとめて払う必要があります。車両重量は乗用車の場合、0.5トン刻みで分類されており、重いほど税額が高くなりますが、軽自動車に関しては重さに関係なく一律となっている点が特徴です。 プリウスはエコカー減税対象者であるため、モデルによっては初回車検時だと0円もしくは15,000円となります。

印紙代は、証紙代金のことです。検査費用や車検証の発行手数料などを支払う際に発生する発行手数料などを支払う際に使用します。プリウスの場合、印紙代は1,800円です。
なお、印紙代は、車両を持ち込んで検査を行う認証工場なのか、車両持ち込み検査を省略できる指定工場なのかによって金額が数百円ほどですが、異なるケースもあるため注意してください。

2-1-2.車検基本料

車検基本料とは、車検を実際に行うディーラーや車検業者に支払う費用であり、業者によって異なるものです。そのため、プリウスの維持費を少しでも抑えたいのであれば、この車検基本料を検討してください。車検基本料金の相場は、ディーラーが約4〜10万円、車検専門業者やガソリンスタンドが約1〜3万円ほどです。
ディーラーは高めの価格設定ですが、高品質なサービスや整備を受けられる点が特徴です。サービスによってはさらに金額が安いケースもあります。ただし、費用が安い場合は、何が費用項目に含まれていて、何が含まれていないのかを確認してください。場合によっては、特定の検査をするためには別途費用がかかるといったケースもあり得るためです。
また、走行距離が長く部品交換が必要となる場合は別途費用が発生する可能性もあります。

2-2.自動車税

自動車税は、自動車の車検証上の所有者に対して課される税金のことです。車の排気量に応じて税額が決まります。プリウスの場合、自動車税の年額は36,000円です。
自動車税額を納付期限内に支払わないと、延滞金が発生したり滞納処分が行われる可能性があるため、納付書が届いたら早めに支払うようにしましょう。ちなみに、この税金は4月1日時点の自動車の所有者に支払いが義務づけられており、各市町村から毎年納税通知書が届きます。納付期限は5月末日です。公共料金と同じように、銀行や郵便局などの金融機関、コンビニなどで支払うことができるので、忘れずに納付してください。

2-3.ガソリン代

プリウスをはじめとして、車を運転する上ではガソリンが欠かせないため、ガソリン代も考慮する必要があります。
ハイブリッド車であるプリウスの場合、年間1万キロを走行すると想定し、ガソリン価格を1Lあたり165円として計算すると、年間のガソリン代は大体5〜6万円となります。
なお、ガソリン代を節約するには、クルマに乗る機会を減らす、無駄なアイドリングは控える、急発進、急加速を控えて燃費の良くなる走り方をする、タイヤの空気圧を適正にして燃費の悪化を防ぐといった対策が挙げられます。
ハイブリッド車とはいえ、ガソリン代はどうしてもかかってしまうため、うまく節約できるようにしましょう。

2-4.任意保険

任意保険は、その名の通り車の所有者が任意で加入する保険のことです。自賠責保険は加入が義務付けられているのに対して、任意保険は義務ではありません。しかし、万が一事故等を起こした時に備えて、加入するのが一般的です。
任意保険は、運転者の年齢や年間走行距離、免許の区分、等級などによって保険料が異なります。
基本的に等級が高いと保険料が安くなりますが、事故歴の有無などによって割引される金額に違いが出るため、同じ等級=同じ金額とはならない点に注意してください。
プリウスの場合、30歳以上でゴールド免許所持、年間走行距離11,000キロ、といった条件だと保険料は年間約9万円です。しかし、補償をさらに手厚くすると年間10万円以上になります。

2-5.メンテナンス費用

車は消耗品であるため、安全に使用するためにも、メンテナンスが必要不可欠です。日常的に発生する車のメンテナンス費用としては洗車費用と消耗品費用が挙げられます。
洗車費用は、車を洗うためにかかる費用であり、洗車場所によって費用が変わります。例えば、ガソリンスタンドで手洗いしてもらう場合は30分程度で2〜3,000円程度かかります。一方で、洗車機を使用すれば数百円程度です。費用をかけたくない場合は、自宅で自分で洗車をするのも1つの方法です。ただし、それでも洗車用品は購入しなければならない点には注意してください。
また、車は多くの消耗品からできているため、使用していくうちに交換しなければならなくなります。主な消耗品と交換費用は以下の通りです。

エンジンオイル ・2,000円から7,000円程度で購入できる
タイヤ ・1本あたり5,000円程度かかる
・消耗品の中でも比較的高額
・交換のタイミングは使用開始から4~5年に1回
ワイパーブレード ・工賃を含めて3~7,000円程度かかる
・自分で交換することも可能
バッテリー ・交換には4,000〜40,000円程度かかる
・交換費用の内訳は、バッテリー本体料金と古いバッテリーの廃棄費用、工賃の3つ
エアコンガス ・交換には7,000円程度かかる
・走行時の振動によってガスが抜けていくため、定期的に交換する必要がある

出費を抑えるために、消耗品を交換しないまま走行しようとする人もいるかもしれませんが、交換しないと車のトラブルにつながる可能性もあるため注意してください。例えば、タイヤの場合摩耗してすり減っているにも関わらず交換しないままでいると、事故の原因になりかねません。消耗品の交換費用は決して安くはありませんが、安全に走行するためのコストだと考えて渋るようなことはしないようにしましょう。


3.維持費の管理が面倒ならカーリースがおすすめ

ここまで、プリウスの維持費の概要について解説しましたが、プリウスを所有するだけでもさまざまな費用が、それぞれ異なるタイミングで発生します。そのため、維持費の管理が面倒、急な出費の発生がやっかいと感じる人もいるかもしれません。 そのような人は、ぜひカーリースの利用を検討してみてください。カーリースは、リース会社が所有する車を借りる形で利用する契約形態です。レンタカーとは違って年単位の契約を結ぶため、契約期間中は自分の車と同じ感覚で利用できます。また、カーリースは、一般的に車検費用やメンテナンス費用、各種税金といった費用が月額料金に含まれているため、利用者は基本的に月額料金を支払うのみです。月額料金は契約段階で決められているため、出費の予測も立てやすく、急な出費に怯える心配もありません。プリウスに興味のある方は、ぜひカーリースの利用を検討してみてください。 ニコノリでは、プリウスをはじめとしたさまざまな車種を取り扱っています。車種によっては短期間での納車もできるため、カーリースを利用したい人におすすめです。

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4.まとめ

今回は、トヨタプリウスの維持費について解説しました。車の維持には、車検代や各種税金、ガソリン代、消耗品代などさまざまなコストがかかります。各コストがどのくらいかかるのか、事前におおよその目安がついていれば、急な出費によって家計が圧迫されるリスクを回避できます。今回の内容を参考に、プリウスの維持費をぜひ覚えておいてください。

>>その他トヨタの車種一覧はこちら


柴田 和也
[この記事の執筆者]

大学院を卒業後ライターとしての活動を開始し、7年目を迎えました。現在は海外に住んでおり、自動車をはじめとしてさまざまなジャンルの記事を作成しています。複雑な内容も噛み砕いてわかりやすく解説することをモットーとしており、自動車にあまり詳しくない人でも理解できるような記事作成を心がけています。
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倉田 佑一郎
[この記事の監修者]

自動車業界歴20年。24歳で自動車販売・買取の大手FC本部に入社。
加盟店へのスーパーバイジング(経営改善)を得意とし、最優秀サポート賞を複数回受賞。
独立後は多数の企業へ自動車ビジネスの支援をする傍ら、一般ドライバーへ向けた記事執筆や監修を行う。
プロの目線から、愛車の価値を高く保ち賢いカーライフを送る提案を得意としている。


カーリースに関すること、ニコノリへのご質問などなど、どんなことでもお気軽にお問い合わせください。