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カーリースをやめて購入を検討中の方へ ― 「価格が高い」と感じた時に確認したい3つのこと

カーリースをやめて購入を検討中の方へ ― 「価格が高い」と感じた時に確認したい3つのこと

購入と比較する前に

[掲載日:2026年8月28日 更新日:2026年8月28日]

カーリースの月額料金を見て、「購入したほうが安いのでは」と感じている方もいるのではないでしょうか。実際に、ニコノリへの問い合わせ後に契約に至らなかった7,023件(2025年6月〜2026年7月)を分析すると、「価格が高い」ことを理由に検討をやめた割合は、2026年4月の9.9%から5月19.3%、6月24.3%、7月27.9%と上昇しています。

一方、他社カーリースとの比較検討によって契約に至らなかったケースは、わずか16件(0.2%)でした。多くの方が迷っているのは、リース会社選びではなく、カーリースと購入のどちらを選ぶかという点です。

本当にカーリースが高いのでしょうか。それとも、比較の仕方自体がずれているのでしょうか。この記事では、購入へ切り替える前に確認したい3つのポイントを解説します。

この記事の執筆者 柴田 和也

1.カーリースと購入を比較する際に確認したい3つのポイント

カーリースが高いと感じても、他社のカーリースと料金を比べるだけでは十分ではありません。本当に比較したいのは、リースを続ける場合と車を購入する場合のどちらが自分に合っているかです。

購入に切り替える前に、以下の3点を確認しておきましょう。

  • ①月額料金に含まれる費用と購入後にかかる費用の総額
  • ②ローンとカーリースの審査基準の違い
  • ③契約満了後に車を所有できるか

カーリースと購入を比較する際に確認したい3つのポイント

この3点を整理することで、月額料金だけでは見えにくいリースと購入の違いを比較しやすくなります。

2.「カーリースは高い」と感じたときに確認するべきこと

カーリースと購入のどちらが適しているかを判断するには、目の前の支払額だけでなく、それぞれの条件まで含めて比較することが大切です。月額料金だけを見るとカーリースが高いと感じても、その料金に含まれている費用や契約内容まで確認すると、単純には比較できないことがあります。

また、費用だけでなく、審査や契約満了後の車の扱いも選択に関わるポイントです。ここからは、カーリースと購入を比較する際に確認しておきたい3つの点を詳しく見ていきます。

2-1.月額料金に含まれているものと、購入後の総額を比較できているか

カーリースが高いと感じたときは、月額料金の金額だけを見るのではなく、その中に何が含まれているのかを確認したうえで、購入後に発生する費用の総額と比べることが大切です。月額料金だけを見て購入費用と比較すると、実際には別途支払う必要がある費用を見落としやすくなります。

カーリースの月額料金には、自動車税や車検時の自動車重量税、自賠責保険料といった法定費用が含まれています。車を購入した場合、これらの費用は車検などのタイミングで別途発生するため、まとまった支払いが必要になることがあります。毎月の支払額だけではなく、こうした定期的に発生する費用まで含めて比べることで、実際の負担を把握しやすくなります。

また、車を届けるための陸送費も月額料金に含まれています。陸送費は車種や陸送会社によって異なりますが、おおよそ5万円ほどかかる場合があり、契約後に追加で請求されることはありません。契約時に想定していなかった費用が後から発生するかどうかも、購入とカーリースを比較するうえでは確認しておきたい部分です。

点検やオイル交換などの整備費用については、ライトメンテパックを月々2,200円(税込)から、バリューメンテパックを月々3,300円(税込)から利用できます。バリューメンテパックにはタイヤやバッテリーの交換も含まれているため、車の維持に必要な費用を毎月の支払いとして整理しやすくなります。

さらに、契約期間中に税金の増税や減税があった場合でも、月額料金は契約時の金額から変わりません。購入価格と月額料金だけを並べるのではなく、税金や陸送費、整備費用なども含めて比較することで、「カーリースは高い」という印象が本当に総額に基づいたものなのかを判断しやすくなります。

2-2.審査に不安がある場合、購入時のローン審査とリースの審査基準は異なる

車の購入やカーリースを検討する際、費用とあわせて気になるのが審査です。特に、過去に自動車ローンやカーリースの審査に通らなかった経験があると、「今回も難しいのではないか」と感じて、選択肢を狭めてしまうことがあります。しかし、ローンやカーリースでは全ての審査基準が同じとは限らないため、過去の結果だけで判断する必要はありません。審査に不安がある場合は、どの会社で審査を受けられるのかまで確認したうえで検討することが重要です。

ニコノリでは、オリコオートリース・アプラス・ジャックスリースの3つの信販会社と提携しています。審査基準はそれぞれ異なるため、1社の基準では審査が難しい場合でも、別の基準で審査を受けることが可能です。そのため、過去にほかのローンやカーリースの審査に落ちたことがある場合でも、同じ結果になるとは限りません。一度の審査結果だけでカーリースそのものを諦めるのではなく、複数の審査基準があることも判断材料になります。

審査結果はメールやLINEではなく、最短で当日中に電話で連絡されるため、結果を長く待たずに次の検討へ進みやすい点もメリットです。審査の可否が早い段階で分かれば、カーリースを続けて検討するのか、別の方法を考えるのかも判断しやすくなります。

2-3.契約満了後、車をそのまま自分のものにできるプランがあるか

カーリースを検討する際、「毎月料金を支払っても、最後は車を返却しなければならない」と考えている方もいるかもしれません。しかし、契約満了後に車をそのまま自分のものにできるプランもあります。購入とカーリースを比較する場合は、月額料金だけでなく、契約終了後に車を所有できるかどうかまで確認しておくことが大切です。

ニコノリの「もらえるプラン」では、残価が0円に設定されており、走行距離の制限もありません。契約期間は1年から9年まで選択でき、満了時には名義変更手数料1万円(税別)とリサイクル券代を支払うことで、それまで利用していた車を自分の所有物にできます。契約終了後も同じ車に乗り続けたい方や、将来的には車を所有したいと考えている方にとって、購入以外の選択肢として検討しやすい仕組みです。

一方、「標準プラン」には走行距離の制限があり、契約満了時には「乗り換え」「延長」「買取」「返却」の4つから選択できます。満了後の選択肢を残しておきたい場合は標準プラン、最終的に車を自分のものにしたい場合はもらえるプランというように、車の使い方や将来の希望に合わせて選び分けることができます。

また、契約時点で「何年後も同じ車に乗り続けたいのか」「満了時には別の車へ乗り換えたいのか」を考えておくと、プランを選びやすくなります。契約終了時の選択肢まで含めて比較することで、今の月額料金だけではなく、その後の使い方まで見据えて判断できます。

カーリースだからといって、必ずしも「最後は返却するしかない」わけではありません。車を所有したいという希望がある場合でも、それを理由に最初から購入だけに絞るのではなく、契約満了後の扱いまで含めて比較することで、自分に合った選択肢を見つけやすくなります。

3.なぜ「比較」の対象を間違えやすいのか

カーリースを検討するときは、複数のリース会社を比較して、その中から選ぶイメージを持つ方もいるでしょう。しかし、実際に契約に至らなかったケースを見ると、他社のカーリースへ移った方はそれほど多くありません。

ニコノリのデータでは、他社カーリースブランドとの比較検討によって契約に至らなかったケースは、わずか16件(0.2%)でした。一方、移行先が判明しているケースの約72%は、「中古車の現金購入」「ディーラーでの通常購入」「ローン」「現金一括購入」など、カーリースではなく車の購入を選んでいます。

つまり、実際の検討では「どのカーリース会社を選ぶか」以上に、「カーリースを利用するか、それとも車を購入するか」で迷っている方が多いことが分かります。

カーリースの料金が高いと感じている場合も、他社の月額料金だけを調べるのではなく、購入した場合に必要となる費用やその後の車の使い方まで含めて比較することが、自分に合った選択をするための判断材料になります。

4.カーリースの月額料金に含まれない費用も確認する

カーリースと購入を比較する際は、月額料金に含まれる費用だけでなく、別途負担が必要な費用も確認しておきましょう。ニコノリの場合、自賠責保険料は月額料金に含まれていますが、任意保険料は含まれていないため、必要に応じて別途加入する必要があります。

また、メンテナンスパックに加入しない場合、車検時の法定費用以外にかかるオイル交換やタイヤ、バッテリーなどの整備費用は自己負担です。

標準プランでは、走行距離やグレードによって契約終了時に差額が生じる場合もあります。一方、もらえるプランは残価0円のため、差額の心配はありません。月額料金だけで判断せず、契約中や満了時に別途必要となる費用まで確認しておくことが大切です。

5.価格を理由とした検討中止が増えている、いまだからこそ

ニコノリのデータを見ると、価格を理由に契約に至らなかった割合は、2026年4月の9.9%から7月には27.9%まで上昇しています。4か月弱で3倍近くまで増えており、車にかかる費用をこれまで以上に重視する人が増えていることがうかがえます。

ただし、この変化だけを見て「カーリースが以前より割高になった」と判断するのは適切ではありません。原材料費や燃料費などの影響を受けているのはカーリースだけではなく、車を取り巻く市場全体です。そのため、価格を理由とした離脱の増加は、カーリースというサービス自体の競争力が低下したことを示すものではなく、市場環境全体の変化による影響と考えられます。

こうした状況だからこそ、「月額料金が高いか安いか」だけで判断するのではなく、その金額に何が含まれているのかを確認することが重要です。税金や自賠責保険料なども含めて購入した場合の負担と比較すれば、実際にどちらが自分に合っているのかを判断しやすくなります。

6.こんな方に当てはまるかもしれません

ここまで紹介した内容は、特に次のような方に確認してほしいポイントです。

  • はじめてカーリースを検討していて、購入した場合との費用や仕組みの違いがよく分からない方
  • 過去に他社の自動車ローンやカーリースの審査に落ちた経験があり、カーリースそのものを諦めかけている方
  • 車検のタイミングで維持費の増加を実感し、「カーリースは高いのでは」と感じ始めた方

こうした方は、価格だけを見てカーリースを選択肢から外すのではなく、購入との違いを改めて整理してみましょう。月額料金に含まれる費用や信販会社、契約満了後の車の扱いまで確認することで、自分に合った方法を判断しやすくなります。

7.まとめ

カーリースが高いと感じたときは、月額料金だけで購入と比較するのではなく、料金に含まれる費用や信販会社、契約満了後の車の扱いまで確認することが大切です。購入には購入のメリットがある一方、カーリースにも税金などを含めて毎月定額で利用できることや、契約満了後に車を所有できるプランがあるなどの特徴があります。

「カーリースは他社のカーリースと比較するもの」という前提を一度見直し、購入した場合も含めて、自分の車の使い方や希望に合った方法を検討してみてください。

カーリースが気になる方は、以下のQ&Aもあわせてご確認ください。

>>他のカーリース会社と比べて、ニコニコカーリース ニコノリは本当に審査に通りやすいのですか? >>カーリースは結局、車を買うより総額が高くなると聞きましたが本当ですか? >>もらえるプランと標準プランは、料金以外にどんな違いがありますか? >>自動車税や車検の費用は本当に全部月額料金に含まれていますか?別で払うものはありますか?
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