1.アクアとは
アクアは、トヨタが製造・販売を手がけるコンパクトカーです。トヨタがエコカー戦略を進めるにあたって開発された車で、優れた燃費性能を持っており、2011年の登場以来根強い人気を誇ります。
アクアには「Z」、「G」、「X」の3つのグレードがある点も特徴です。Xは、基本的な性能を重視しており、低価格かつエコ性能を重視している人に向いています。またGは、バランスの良さが特徴で、コストパフォーマンスに優れています。Zは高機能かつ快適な装備を備えている点が特徴で、上質さを重視する人に向いています。
コンパクトカーということで、コンパクトなボディサイズならではの運転のしやすさは大きな魅力の1つです。小回りがきくため、住宅街などでの運転もしやすいでしょう。日常遣いにぴったりな1台です。
2.項目別アクアの維持費
ここでは、アクアの維持費を項目別に解説します。アクアの所有にあたっては、さまざまな費用が発生します。ここでは以下の費用項目の目安について取り上げているため、ぜひ参考にしてみてください。
- 車検費用
- 自動車税
- ガソリン代
- 任意保険
- メンテナンス費用
2-1.車検費用
車検は、新車購入時は3年後に、それ以降は2年に1回行うことが定められている点検のことです。車検費用は大きく分けて法定費用と車検基本料金から構成されています。ここではそれぞれの概要について解説します。
2-1-1.法定費用
法定費用とは、国によって決められている費用のことで、車検時に支払わなければなりません。法定費用は、自賠責保険料、自動車重量税、印紙代の3つから構成されています。
自賠責保険料とは、自動車の所有者に対して加入が義務付けられている保険のことです。「強制保険」とも呼ばれており、車を所有している方は必ず加入しなければいけません。また、自賠責保険料は自動車の区分や加入期間によって定められており、加入期間が長いほど安くなる点も特徴です。保険会社によって金額が変わることはありません。この自賠責保険は、新規登録の際も含めて車検時に次回の車検満了日までの保険料をまとめて支払うのが一般的です。アクアの場合、1回で24,600円を支払います。
また、自動車重量税は、その名の通り自動車の重さに応じて課される税金のことです。新車登録時に3年分の税金をまとめて支払うほか、2年ごとの車検時にも2年分をまとめて支払います。自動車重量税は、車体が重ければ重いほど高くなる仕組みで、0.5トン刻みで分類されています。ただし、アクアはエコカー減税対象車のため、適用されれば新車購入から2回目の車検、つまり5年間は免除されて0円です。それ以降も15,000円となっています。
印紙代は、証紙代金のことです。検査費用や車検証の発行手数料などを支払う際に必要となります。印紙代は、車検の検査ラインを備え、保安基準適合証を発行できる指定工場で検査を行うか、自社工場では点検整備だけを実施し、完成検査を軽自動車検査協会や運輸支局の検査ラインで行う認定工場で検査を行うかによって金額に違いが出てくるため注意してください。アクアの場合、指定工場だと1,600〜1,800円、認定工場だと2,300円がかかります。
2-1-2.車検基本料
車検基本料とは、車検を実際に行うディーラーや車検業者に支払う費用であり、業者によって異なる点が特徴です。そのため、アクアの維持費を少しでも抑えたいのであれば、この車検基本料を検討してください。
車検基本料金の相場は、ディーラーだと4〜10万円程度、車検専門業者やガソリンスタンドが約1〜3万円程度となっています。ただし、走行距離が長かったり、部品交換があったりすると、その分追加で費用がかかります。ディーラーは高めの価格設定ですが、高品質なサービスや整備を受けられる点が特徴だといえます。車検専門業者やガソリンスタンドなどは安い傾向にありますが、費用が安い場合は、何が費用項目に含まれていて、何が含まれていないのかを確認することが大切です。これは、場合によっては、特定の検査をするためには別途費用がかかるといったケースもあり得るためです。
2-2.自動車税
自動車税は、自動車の車検証上の所有者に対して課される税金のことです。自動車税は、排気量や新車登録日によって金額が異なる仕組みとなっています。なお、自動車税は毎年4月1日時点における車の所有者に対して納付が義務付けられています。各自治体から納税通知書が届き、5月末までに納付する必要があるため、忘れないようにしてください。アクアの場合、排気量が1,490ccであるため、自動車税額は30,500円です。
2-3.ガソリン代
車を運転する上ではガソリンが欠かせないため、ガソリン代も考慮する必要があります。ガソリン価格は変動するため、さらに高額になる可能性もあります。
アクアは、カタログの数値だと燃費は30km/L程度ですが、実際に走行するとなると荷物や人の重量が加わることもあって、約23km/L程度の燃費となります。これを踏まえたうえでガソリン代を170円/Lとして計算すると、ガソリン代は以下のようになります。
- 年間10,000km走行:約73,000円
- 年間5,000km走行:約37,000円
- 年間3,000km走行:約22,000円
上記の金額は1ヶ月あたり2,000円弱から6,000円程度が必要となる計算です。買い物や送り迎えなど、日常的な使用を想定しているのであれば、ガソリン代を抑えることは十分可能でしょう。また、少しでも費用負担を抑えたい場合は、無駄なアイドリングは控える、急発進・急加速を控えて燃費のよい走り方をする、タイヤの空気圧を適正にする、無駄な荷物を載せずに車を軽くするといった対策もおすすめです。
2-4.任意保険
任意保険は、その名の通り車の所有者が任意で加入する保険のことです。自賠責保険は加入が義務付けられているのに対して、任意保険は義務ではありません。しかし、万が一事故等を起こした時に備えて、加入するのが一般的です。任意保険は、運転者の年齢や年間走行距離、免許の区分などによって保険料が異なります。また、加入する保険会社によっても保険料は大きく異なるほか、オプションや等級も価格に影響を与える要素の1つです。アクアの場合、以下の金額となります。
6等級、21歳以上、ブルー免許、年間3,000km以下の走行の場合
車両保険なし76,030円、車両保険あり143,300円
6等級、21歳以上、ゴールド免許、年間3,000km以下の走行の場合
車両保険なし66,720円、車両保険あり125,250円
20等級、30歳以上、ブルー免許、年間3,000km以下の走行の場合
車両保険なし22,140円、車両保険あり38,530円
20等級、30歳以上、ゴールド免許、年間3,000km以下の走行の場合
車両保険なし19,800円、車両保険あり34,060円
条件によって任意保険料は大きく異なるため、自分の条件を確認しておくことが大切です。
2-5.メンテナンス費用
車は消耗品であるため、安全に使用するためにも、メンテナンスが必要不可欠です。日常的に発生する車のメンテナンス費用としては洗車費用と消耗品費用が挙げられます。洗車費用は、車を洗うためにかかる費用であり、洗車場所によって費用が変わります。
例えば、ガソリンスタンドで手洗いしてもらう場合は30分程度で2〜3,000円程度かかりますが、洗車機を使用すれば数百円程度で済みます。費用をかけたくない場合は、自宅で自分で洗車をするのも1つの方法です。ただし、それでも洗車用品は購入しなければならない点には注意してください。
また、車は多くの消耗品からできているため、使用していくうちに交換しなければならなくなります。主な消耗品と交換費用は以下の通りです。
| エンジンオイル | ・2,000円から7,000円程度で購入できる |
|---|---|
| タイヤ | ・1本あたり5,000円程度かかる ・消耗品の中でも比較的高額 ・交換のタイミングは使用開始から4〜5年に1回 |
| ワイパーブレード | ・工賃を含めて3〜7,000円程度かかる ・自分で交換することも可能 |
| バッテリー | ・交換には4,000〜40,000円程度かかる ・交換費用の内訳は、バッテリー本体料金と古いバッテリーの廃棄費用、工賃の3つ |
| エアコンガス | ・交換には7,000円程度かかる ・走行時の振動によってガスが抜けていくため、定期的に交換する必要がある |
出費を抑えるために、消耗品を交換しないまま走行しようとする人もいるかもしれませんが、交換しないと車のトラブルにつながる可能性もあるため注意してください。例えば、タイヤの場合、摩耗してすり減っているにも関わらず交換しないままでいると、事故の原因になりかねません。消耗品の交換費用は決して安くはありませんが、安全に走行するためのコストだと考えて渋るようなことはしないようにしましょう。
3.維持費の管理が面倒ならカーリースがおすすめ
ここまで、アクアの維持費の概要について解説しましたが、アクアを所有するだけでもさまざまな費用が、それぞれ異なるタイミングで発生します。そのため、維持費の管理が面倒、急な出費の発生がやっかいと感じる人もいるかもしれません。そのような人は、ぜひカーリースの利用を検討してみてください。
カーリースは、リース会社が所有する車を借りる形で利用する契約形態です。レンタカーとは違って年単位の契約を結ぶため、契約期間中は自分の車と同じ感覚で利用できます。また、カーリースは、一般的に車検費用やメンテナンス費用、各種税金といった費用が月額料金に含まれているため、利用者は基本的に月額料金を支払うのみとなっています。月額料金は契約段階で決められているため、出費の予測も立てやすく、急な出費に怯える心配もありません。
アクアに興味のある方は、ぜひカーリースの利用を検討してみてください。ニコノリでは、アクアをはじめとしたさまざまな車種を取り扱っています。車種によっては短期間での納車もできるため、カーリースを利用したい人におすすめです。
4.まとめ
今回は、アクアの維持費について解説しました。アクアの所有にあたっては、車検代や各種税金、任意保険料、ガソリン代などさまざまな費用が発生します。特に車検のタイミングでは1度にまとまった出費となるため、あらかじめ費用の目安を把握しておくことが大切です。今回の内容を参考に、どのような費用項目があり、どのくらいの費用が必要なのかぜひチェックしてみてください。もし車の維持費の管理・把握が面倒に感じられるようであれば、ニコノリのようなカーリースを利用するのも1つの方法です。
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